面接対策

保育士の面接における服装のポイント|必須の持ち物も紹介

保育士の面接における服装のポイント

どのような職種であっても、就職活動や転職活動どちらであっても、面接は避けては通れません。また、面接において受け答えももちろん大切ではありますが、それだけで採用か不採用かが決定するわけではありません。

子どもと接するお仕事である保育士だからこそ、身だしなみは非常に重要であり、身だしなみを通じて相手がどのような人であるかを判断されます。この記事では保育士の面接における正しい服装や、面接時に持っておくべき持ち物などをご紹介しますので、面接前の最終チェックとしてぜひ参考にしてください。

保育士の面接も第一印象が大切

面接官の方とお会いするのは、面接の場が初めてという方が多いかと思います。面接官は応募してくれた人を書類上などでしか知りません。そのため「この人と一緒に働きたい」と面接の限られた時間の中で思っていただくことが大切です。

保育士は子どもと接するお仕事ですので”子どもにとって良い先生”であるかも採用の大きな判断材料となります。保育士としてのスキルがもしあったとしても、見た目が奇抜だったり、不潔だったり、おしゃれを楽しんでいるような印象を与えてしまうと、面接を通過することは厳しくなるでしょう。

面接はまず第一印象が大切です。この施設で、本気で働きたいと思っているかどうかを相手に伝えることができる最初の手段とも言えます。

面接官の方に「保育士として第一印象が良い!この後の面接での受け答えを聞いてみたい!」と思って頂けるよう、服装は「社会人としての清潔さ、誠実さ」を大切にしましょう。

面接の受け答えの対策をすることはとても大切ですが、当日の身だしなみをしっかりと整えて準備することも大事な面接対策と言えますので、以下の項目をしっかりと確認しましょう。

面接時の服装のポイント①スーツスタイルが基本

一番誠実さを相手に与えることのできる服装は、リクルートスーツ。色味はできれば黒色か紺色、もしくは大人しい色味が望ましいです。

また清潔さをしっかりと見せるために、シャツにはアイロンをかけてハリのある状態にし、シミやシワなどがないかの確認をおこなっておくと安心です。スカートかパンツ型、どちらのスーツを着用するべきか悩まれる方もいらっしゃると思いますが決まりはありません。自分の着用しやすい方にしてください。

また、靴はパンプスが理想的です。保育園での面接は土足厳禁の場合が多く、靴を着脱する必要があります。パンプスですと着脱しやすく、リクルートスーツにも最適で、清潔感を与えることができるでしょう。もちろん傷や汚れのないように前もって確認しておくと安心です。

ヒールは3〜5cm前後の高さがあるものがスーツスタイルにはおすすめです。一方で、ヒールが苦手だという方は無理にヒールを履く必要はありません。パンプスにも様々な種類があり、低めの1cmヒールなど、形も多種多様です。自分の履きやすい高さや形のものを選ぶようにしましょう。

面接時の服装のポイント②メイクはナチュラルメイクで清潔感を

女性保育士の方においては、面接時のメイクも非常に重要なポイントです。おしゃれのためのメイクではなく、あくまで清潔感があるように見せる必要性があります。

そのためメイクは派手すぎるものではなく、ナチュラルメイクを心がけましょう。アイシャドウやまつげで色味が強いものを用いるときつい印象を与えてしまいますので、柔らかい・優しい印象を与える色味を使用するようにしましょう。

また、保育の仕事にカラーコンタクトは好ましくありませんので面接時もカラーコンタクトは控えましょう。仕事中はする予定がないとしても、面接の時に着用しているとそのまま仕事中も着用されるという印象をもたれてしまう恐れがあります。

なお、香水は付けないようにしましょう。子どもは香水の匂いに慣れていないので気分を悪くしてしまうかもしれません。保育士として働く時のスタイルを面接で見られていると意識して、メイクを整えましょう。

面接時の服装のポイント③暗めの髪色・目元がしっかりと見える髪型に

髪色は施設によって指定がある場合もあるかと思いますが、できるだけ黒色か濃い茶色などの色味にすることをおすすめします。明るすぎる色味だと保育士として働くと考えると、印象があまり良くありません。

また、「顔に髪がかからない」ことも大切です。髪が長い場合は後ろで髪を束ねたり、アップスタイルなどにすると良いでしょう。前髪は目元にかからない長さでなければそのままで問題ありませんが、もし長い場合は横に流して留めるなど工夫をしましょう。あくまで、清潔感ある身だしなみをすることが重要ですので、飾りがついたり大きいヘアアクセサリーなどは使用せずに、シンプルなヘアゴムやピン留めを使用するように心がけてください。

保育士の面接で当日持っていくべき持ち物は?

保育士の面接時には、服装を整えることはもちろん重要ですが、以下の持ち物も忘れないようにしましょう。

・履歴書、職務経歴書
・筆記用具(ボールペン)
・保育士証
・持ち物を入れる鞄(黒)

履歴書、職務経歴書はしっかりと写真を貼り、記入漏れのない状態がないようにしましょう。どちらの書類も白い封筒に入れて持っていきます。白い封筒の表側には赤色のボールペンで「履歴書・職務経歴書在中」と記載しておくと良いでしょう。

保育士証はA4サイズほどの大きい証明書ですので、その大きさがしっかりと入るカバンを準備しましょう。またできるだけパンプスと同じ色(黒色)のシンプルなものを用意し、パックチャームや飾りなどで派手にならないようにすることをおすすめします。

保育士の面接で服装を整える以外に大切なことは?

身だしなみを整えて第一印象に問題がなければ、そこから初めて「面接での受け答え」が見られてきます。その中でも特に大切なキーポイントとなるのは「笑顔」です。保育士のお仕事は子どもと接するお仕事ですので、常に笑顔かどうかは重要視されます

相手が好印象を持ち「この人と働きたい」「この人であれば園児を任せられる」と思ってもらえるかどうかが大切です。ですので、笑顔を大切にして明るい印象を持ってもらえるとより良いでしょう。

面接時はもちろんですが、移動中でも職員の方々や子どもと顔を合わせた時には笑顔で挨拶をするように心がけてください。

まとめ

面接では、その人となりを見ようと面接官は質問をしてくるでしょう。しかしまず最初に面接官と会った瞬間、その人の第一印象は決まってしまいます。

保育士として、「この人のことをもっと知りたい」と、面接官に思ってもらえるよう、身だしなみはしっかりと整え「清潔感と誠実さ」がある姿を見せられるように準備しましょう。