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保育士が感じやすい3つのストレス|対処法も解説!

保育士が感じやすい3つのストレス|対処法も解説!

どのような仕事であってもストレスを抱えて働かれている方は非常に多いと思います。しかしその中でも、「保育」をおこないながら密接な人間関係が求められる保育士さんは身体も心も負担が大きく、ストレスを抱えやすい職業の一つと言われています。

ストレスを溜め込んでしまうと体調を崩してしまう原因ともなりますので、早めにストレスの原因とストレスと上手く付き合っていく方法を理解し、ストレスと上手に向き合えるようにしていきましょう。この記事では保育士が感じることの多いストレスについてご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。

保育士に多い3大ストレスとは

様々な場面でストレスは溜まるものですので、一概にこれが原因と決めることは難しいかもしれません。しかし保育士さんだからこそ感じるストレスの場面で特に多い3大ストレスをここでご紹介いたします。

職場の人間関係

一番退職の理由にもなりやすく、悩む人も多いのが「職場の人間関係」です

保育の現場はまだ女性社会であるのが現状です。男性保育士の人数は少しずつ増加傾向ではありますが、まだまだ男女比では女性が大半を占めています。そのため女性同士だからこそのトラブルが発生する可能性が非常に高いです。

グループや派閥などができ敵対するようになってしまったり、無視や陰口などが行われてしまっていることもよくあります。また上司や先輩に対しては上手く取り入ろうと過剰なまでに気遣った行動や八方美人の行動をするなど、女性だからこそ起こりやすいトラブルはたくさんあります。

毎日一緒に過ごす必要があり協力し合う必要も多い保育士だからこそ、関係性が拗れてしまった人がいるとストレスが日々蓄積されてしまうでしょう

保護者対応のストレス

保育士さんにとって、保護者の方との信頼関係を築くことも非常に重要なお仕事の一つです。子どもの保育時間中の様子や、安全面、身体面などさまざまなことを共有したり、お伝えする必要があります。良好な関係性を築ける場合もありますが、一部の保護者からはモンスターペアレントと呼ばれるような理不尽なクレームや要求を突きつけてくるという方もいらっしゃり、関係性を上手く深めることができない状態もあるでしょう。

このような理不尽なクレームの難しい点は対処法を間違えてしまうとさらに大きなトラブルに発展してしまうケースが多いため、無理難題に対しても誠実に丁寧に対応する必要があります。

このような保護者との関係構築に対してストレスを抱えている保育士さんは多く、保育士のお仕事の中でも負担に感じられる場合が多いです。

業務内容・仕事量関連のストレス

保育士の仕事内容は子どもの保育だけにとどまりません。

書類作成や行事の準備、研修への参加など多岐にわたります。日中は子どもと接することに時間が忙しく、保育以外のお仕事は子どものお昼寝時間の合間や帰宅した後に残業して行ったり、持ち帰ってのお仕事となってしまったりなど、業務量の多さに追われてしまうのが現状です。

子どもが好きで保育士として仕事をしたけれども、子どもと接する以外の仕事量が多すぎて、忙しすぎることにストレスを感じている保育士さんもとても多いです

ストレスと上手く付き合っていく方法とは

保育士さんとして日々を働く上で大切なことは、我慢するのではなくストレスと上手に付き合っていくことです。ここでは付き合い方をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

睡眠と休息をとる

仕事量が多かったり不安やイライラが募ってしまうことで、眠れなかったり睡眠時間が短くなってしまうことがあるかと思います。良質な睡眠をとることでストレスに負けない健康的な身体につながるので、意識してみましょう。

  • PCやスマホなどは就寝2時間前までにする
  • お風呂に入り、身体を温める
  • 早寝、早起きを意識し、生活リズムを整える
  • 上記のようなことを試してみて、良質な睡眠を心がけるようにしましょう。

    相談できる人を作る

    ストレスを感じていると思う人こそ、ストレス解消のためには話をし、相談することで解決したり解消することが多々あります。相談相手は自分にとってベストだと思える人であれば誰でも構いません。家族や友人など、辛いことやストレスが溜まっているという場合にも気軽に相談できる相手を心に決めておき、何か困ったことや悩むことなどあった場合には積極的に話を聞いてもらうようにしましょう。

    転職を考える

    色々な方法でストレスを解消してみても、ストレスの根源を解決することはなかなか難しく毎日ストレスを抱えて悩みながら働かれている人もいらっしゃるかと思います。
    特に人間関係などは環境を変えない限り、解決は難しい問題です。この場合は環境を変える=転職を考えてみましょう。

    職場を変えることで解決する場合は非常に多いです。身体が資本ですので我慢をし続けるのではなく、思い切って自分らしく働ける職場に転職することをおすすめします。

    まとめ

    ストレスが全くない状態で働くということは非常に難しいです。しかし保育士として働く上でストレスを抱えていると感じた時にはぜひ、ストレスの原因を自身で把握するようにしましょう。そしてストレスと上手く付き合っていく方法を見つけていきましょう。

    ストレス解消法として、スポーツや趣味などを行うというのも一案です。自分にあった方法を自分で理解し、実践していくことをおすすめします。しかし無理に我慢してまで仕事を続け、ストレスを抱え込む必要はありません。身体を大切にし、転職も視野にいれながらストレスと付き合っていきましょう。